2022年12月02日

12月定例戦と陸上自衛隊迷彩バッグの修理


Kフィールド12月定例戦は4日(日)18日(日)に予定しています。

管理人は12月は所用で不参加です。
新年は1月2日に恒例お屠蘇ゲームを予定しています。

前回に引き続きメーカーの試作品バッグの修理をしました。

このバッグは自衛隊の雑納の様な仕様なのですがストラップが欠品の他バッグの上蓋の留め具が蓋側にしかついていない未完成品の様な市作品でした。

貰い物なのでそのうち直そうかと思いしばらく放置してましたが少し手が空いたので修理することにしました。
改造点は上蓋についてたスライド金具の留め具の撤去、元々あった上蓋ストラップを利用してファステックプラバックルの装着、バッグ本体側にバックル用のストラップの縫い付け。ショルダーストラップの取り付けです。

ショルダーストラップは適当な物が有ったのでポン付け。
プラバックルはニフコのストック品が大量に有ったので適当な物を取り付けました。
バッグ本体側のストラップも良い感じの帯の手持ちが有ったのですが防水生地なので縫い付けるのが一苦労でしたが何とか家庭用ミシンで縫い付けて完成しました。
割と使い勝手良さそうなバッグに仕上がりました。
  


Posted by folgore at 19:04Comments(0)陸自Ⅱ型迷彩装備

2019年09月13日

謎のアイテムの正体判明


以前制作を依頼しているメーカー様からオマケでいただいた上の写真のアイテムですが使い方が判らず持て余してました。
銃剣や無線機関係のホルダーではないかと思ってましたが案外隊員さんの日常アイテムみたいな物でした。

答えはライトホルダー。
レトロな兵隊さんの常備アイテムL型ライト各種や今どきのフラッシュライトなどを装備に取り付けることが出来ました。

弾帯への取り付けは特に悩むこともなくマジックテープに挟み込むだけでしたがサスペンダーのD環にタブ型のマジックテープ部分を巻き付けで吊りベルト部分に下側のループを挟み込む形で固定でします。

単1用L型ライトだとこんな感じです上側はライト本体のスプリングクリップを差し込むループがあり下側の固定ループはゴムで長さ調整が出来ます。

単2用L型ライトだと上下の固定ループが使え一番しっかり収まります。

単3用L型ライトとの場合は上側のマジックテープループのみで若干物足りない感じです。

単3を4本入れる大型LEDフラッシュライトだといい感じです。

単3を2本の一般的なフラッシュライトだと若干余裕が多い感じです。
メーカーより2個いただいたので迷彩版を放出予定です。
500円にてご希望がありましたらお問合せ下さい。
また令和の大軍縮中ですのでいろいろアイテム放出しておりますのでこれまで紹介されたアイテムで気になる物がありましたらお問合せください。

  


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2018年02月03日

2月の新着装備その1:各種小型ポーチ

いつもいろいろ製作してもらっているメーカーさんに試供品を何点かいただきました。

4種類のポーチで3種類は同じ形の色違いです。サイズは4種類ともだいたい同じくらいでコンパクトデジカメやガラケーサイズです。

3種類はそれぞれ陸自迷彩、空自デジタル迷彩、黒色です。

裏側は縦に並列で2本、縦ループの上下端に平行に2本、それぞれマジックテープで開閉できるループがありMOLLEにも対応しそうです。
側面下端は解放されていて中に平ゴムバンドが仕込んであり内容物を押し出す様に作られています。

残る1種類は黒色で蓋の留め具はマジックテープ、裏側は縦方向にマジックテープで開閉する太いループが有り上端にD環がついています。

  


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2016年12月11日

陸上自衛隊迷彩新型救急品ポーチ(レプリカ)

陸上自衛隊で現在使われている新型救急品ポーチ(個人携行救急品)のレプリカです。

レプリカを元に陸自の新型救急品ポーチの海自迷彩版を企画してみましたが事の他出来が良かったので定番の陸自型も企画してみました。
今回は定番ということもありあまり血が騒がなかったので少数製作に留まりましたが要望次第では追加しようかと考えております。
実物どおりレッグポーチ、ベルトポーーチ、MOLLEシステムで取り付けと使い方が選べます。
吊り下げバンドとレッグバンドは取り外せます。
生地はナイロン系でレプリカの弾納などに使われている防水加工生地です。

内側です。
国内生産の為非常によく再現されているうえバックルや防水ファスナーはYKKが使われておりクオリティーも十部実用に耐えます。

今回は他に空自デジタル迷彩版6000円、

OD版5500円も完成しましたが黒色版は完成が遅れ今回は間に合いませんでした。
陸自迷彩版は初版は完売御礼ですが好評の為追加発注しましたので1月入荷予定です。
予定価格は6000円になります。
ご希望の方はお問い合わせ下さい。
またご予約いただいた方には順次ご連絡いたしますしたが連絡が来ないという方がいましたらご連絡下さい。
  


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2014年11月08日

陸自迷彩Ⅱ型ハイドレーションポーチ

陸上自衛隊迷彩のハイドレーションポーチです。

まだ安価なハイドレーションポーチが無い頃に知り合いの隊員さんから行軍の際に同僚が使っていたハイドレーションが便利だったので欲しいという依頼を受けました。既婚者でマニアでもないのでお安くとの依頼でした。
ということで製作開始、ハイドレーション本隊は安価でそこそこの品質のJ-TECHのハイドレーションを使用しましたが問題はハイドレーションポーチ手元の家庭用ミシンでは保温素材などの厚手の縫製は出来ません。
とりあえず試作品の製作にかかります。

手元に有った大昔作成したスーパータンク(高圧エアタンク)のポーチを改造して試作品を製作し一度使ってもらいました。

その結果を踏まえてオーダー品を製作してみました。
仕様は保温緩衝材はいかんともしがたくエアパッキンをハイドレーション用に袋状にしその中にハイドレーションを入れてポーチに入れることにしました。
ポーチは服地製でマジックテープで開閉する軽易な構造とし戦闘背のう側面のストラップに固定する方法にしゴムバンドでショルダーストラップに固定したそうです。
一応当座の間に合わせとしては十分でシーズンを終えたと隊員さんから評価をいただきました。
  


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2012年07月28日

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型衛生兵用ワッペン用腕章

前記した陸自迷彩Ⅱ型ワッペン用腕章の衛生兵用です。

知り合いの陸自のさんから衛生兵用の身分証明の入るワッペン用腕章を作れないかと依頼され製造メーカーへ打診したところ小ロットでも作ってくれるとのことでしたのでお願いしました。

基本形は前記したワッペン用腕章と同じですがワッペンを貼るフタの裏側に衛生兵用身分証明が入る大きさのクリアファイル入れを付けました。流石に身分証明を借りることは出来ませんでしたのでサイズなどを聞き製作してみました。

同時に身分証明や通門証なども入るパスケースも付けてほしいという要望がありサイズを聞いて取り付けました。
本品はまとまったオーダーが有れば再生産可能です。

  


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2012年07月20日

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型ワッペン用腕章

陸自迷彩のブラザード型ワッペン用腕章です。

この腕章はfolgoreオリジナルと言う訳ではなく基本の腕章をベースに各種仕様の組み合わせが出来るのでサバゲ仲間の陸自さんから依頼を受けて発注した物です。

写真は基本形です。フタ部分のマジックテープはネームタグを貼るぐらいの大きさです。

基本形の内側ですペン差しになっており腕章型の筆箱の様な物だと思って下さい。

そこでteamfolgore仕様のオーダーをお願いしました。
現役隊員さんの希望で小隊で作ったワッペンを貼れる様な腕章が欲しいとのことでしたのペン差しのフタ部分の全面マジックテープにしてもたいました。

この他製作数の半分に写真の様な両面パスケースを付けてもらいました。これが意外に好評でバイクや自転車通勤の隊員さんの通門証や身分証明証を入れるのにイイということでした。
この他1枚目写真の様にワッペンを貼ってあるフタ横の小さなポケットは笛紐留め付きホイッスル(笛)入れも付けることが出来ます。
この他、陸自衛生兵用(後日紹介)、OD(コーデュラーナイロン)、空自デジタル迷彩モデルなどもラインナップしております。
尚2012年7月現在ワッペン用腕章は3個ほど在庫しておりますので1500円にてお譲りするおことが出来ます。
  


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2012年07月13日

レンジャーベスト8型改2型

前記2件のレンジャーベスト8型と改1型をさらに改良したレンジャーベスト8型改2型です。

形状はセンターセパレーツ式の改1型にファスナーをバックアップする為2個のベルト付樹脂バックルを追加したリグです。この改造により通気性、着脱製、融通性が増しファスナー破損時も装着が可能で防弾チョッキ着用時のサイズ変更も容易になりました。

弾納装着時です。8型同様吊り掛けピン対応でMOLLEには対応していません。

背面です。8型及び改1型同様リグの改造番なので背面は同じ作りです。
前にファスナーとバックル、背面が空いている為ポーチ類取り付け面積が狭いのが欠点な半面、前後にポーチ類が付かないので装備を付けたままでの車の運転や機器の操作に向いていますのでオペレーターリグという位置付けが良いリグではないでしょうか。
  


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2012年07月06日

レンジャーベスト8型改1型

前回紹介したレンジャーベスト8型の改良版です。

ユーザーさんからのリクエストですリグ部分を左右で分割し中央をファスナーで連結出来る様にしたリグです。

MOLLEの様に見えますが8型同様吊り掛けピン対応です。
通常のリグの様に後ろ手で結合しないので取り付け易いなどの長所があります。

結合を解いた状態です。8型同様裏地処理はありません。
方紐は樹脂バックル付きの38mmアクリルベルトから前方できる様になったので方紐に樹脂バックルは無くなり50mmのポリプロピレンベルトになりました。

背中ですリグ同様大きく空いています。
各種ポーチを多数取り付けるという点では前にファスナーが有るなどマイナス面がありますが反面車両乗員用としては座席、ハンドルに干渉する度合いが少ないオペレーターリグ的な性格の装備となりました。
  


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2012年06月30日

陸自迷彩Ⅱ型レンジャーベスト8型

モジュラーチェストリグタイプの当方命名レンジャーベスト8型です。

一見MOLLE式に見えますが現行の自衛隊装備に対応した散り掛けピン対応でMOLLEには対応しません。素材は防水化繊の迷彩生地、ベルト類は38mm幅の綿系質感のアクリルテープ、樹脂バックルはYKKが使われています。

裏側です。製作時期が今の様にタクティカル装備が一般化する前でしたので裏側地もなく身体と接する面を通気させる処理なども有りませんでした。

官給品型のポーチや各種ポーチを取り付けた状態です。
サバゲをやっていてリグが使い易い様にポーチ類を自由に配列したいというのが製作の始まりでした。
製作はレンジャーベスト6型を製作したのと同じ自衛官ご用達の演習用品メーカーです。

ゲームでの使用は腹が多少蒸れますが使い勝手は良くまずまずの評価でした。
  


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2012年06月22日

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型レンジャーベスト7型

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型レンジャーベスト7型です。

もともと材料用に集めた端切れやジャンク品などで遊びで作ったベストを徐々に改良していったベストです。
89式30連マガジン×4本と手榴弾6個を携行出来るデザインです。
フロントは2個の樹脂バックルで固定します。バックルは管理人の拘りでニフコ製を使用。
両側面は2か所の調整点で連結されています。

背面ですA4サイズの固定リュックが付いている他、D環でパック類を取り付けられる様にしています。

製作にあたり陸自のレスキューベストとカナダ軍CADPATベスト、韓国特戦団ベストを参考に何度かの改造を施し現在の形状になりました。

改造の過程です。ベースは陸自の官給品型OD戦闘服で最初は襟、袖を取り除きマガジンポーチ、グレネードポーチやパック用D環、調整点1ヶ所を付けただけの簡単な改造でした。

マガジンポーチの内側です。当時は予算もなく手持ちに廃材などで製作していましたのでマガジンの内張りは廃品のポンチョや合羽などの防水系生地を切り貼りしていました。

製作初期の背面です。パック用D環とその下に装備用の弾帯のカットされた一部を張り付けさらにその下に一条の調整用ベルトを装着しました。

ODと迷彩と言う中途半端な作りでしたが一応実戦使用もされまあ悪くないデザインだと言うことを確認しましたがやはりもう少しまとまりの有る物にしようと考えその後3回ほど手直しをして完成形を目指します。

完成形です。まあ自分で作った思い入れもあるので結構気に入っており現在も予備装備としてフィールドへ持って行きます。
  


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2012年06月15日

陸自迷彩Ⅱ型レンジャーベスト6型

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型レンジャーベスト6型です。

極初期に企画したベストで原型は自衛隊御用達の業者さんが隊員さんの要望で製作したベストの仕様変更版です。製作の背景は当時話題になった自衛隊のイラク派遣用装備の防弾チョッキⅡ型をイメージして作られたと思います。
原型は偵察部隊の隊員さんのオーダーと聞いていおります。

背面です。一見MOLLEベストに見えますが装備用ベルトは吊り掛けピン用ですので陸自の現行装備に対応いたします。

ポーチ類を取り付けた状態です。多数のポーチが取り付けられる他、戦闘防弾チョッキに取り付けると現用の戦闘防弾チョッキⅡ型風になります。

知り合いのゲーマーが使用している所です。原型は防水ナイロン生地でしたが私の物は通気性を考慮して厚手のコットン生地に変更しました。

この他に写真のメッシュ生地版もありますがメッシュ版はメッシュTシャツの生地を利用しており「強度的にどうだろうか?」と所有しているコレクター仲間が申しておりました。
  


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2012年06月08日

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型M3短機関銃用弾納3本用

自衛隊流に命名すると11.4mm短機関銃用弾のうⅡ型とでもなるのでしょうか。
陸上自衛隊迷彩Ⅱ型M3短機関銃用弾納3本用です。

前記したMP5,UZI及び9mm機関拳銃用弾納をグリースガン用に拡大した弾納です。
この弾納は元々イレギュラー品で業者にODビニロン製のグリースガン用弾納を発注した際に同時発注していた陸自迷彩9mm機関拳銃用弾納と混同してグリースガン用も作ってしまいました。

裏側です。9mm機関拳銃同様2本の吊り掛けピン仕様で必要に応じ中央に3本目の釣り掛けピンを増設出来る様になっています。
迷彩Ⅱ型が普及し始めた頃に陸自ではグリースガンは戦車などの車載用で多少残っていたようですが過渡期だったのでその後すぐ見なくなったそうです。

内側ですビニロン帆布で裏張りされ強度も十分です。

M3短機関銃用弾納を購入していただいた方からのいただいた資料写真です。この弾納は元々モデルガンのマガジンからサイズを決定しています。左側がガスブロのグリースガン用マガジン、右側がマルイのトンプソン用30連タイプマガジンです。

マガジンを入れた状態です。トンプソンのマガジンは丁度良く収まります。
この他ソーコムのロングマガジンにも対応したというお話を別なユーザーからいただきました。

写真はガスブロのグリースガンのマガジンを入れて蓋を閉めた状態ですがリップ部分が大きく長いのでギリギリ亀の子ボタンが閉まるという感じです。
当時発売されていたM3短機関銃は絶番のJACのガスガン、ハドソンからガスガン(絶番)、モデルガン、ガスブロなどであまり使えるグリースガンが無かったののが残念です。
現在はICSとARISからグリースガンが発売されておりICSのグリースガンは中々使えそうですのでいずれ試してみたいですね。
  


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2012年06月01日

陸上自衛隊迷彩Ⅱ型9mm機関拳銃用弾納3本用


陸上自衛隊9mm機関拳銃用弾納3本用です。

以前紹介した空自野戦迷彩9mm機関拳銃用弾納の陸自迷彩版です。

デザインは上の写真の9mm拳銃用弾納の拡大版で短機関銃用弾納同様アメリカ軍のM3グリースガン用3連マガジンポーチも参考にしています。
製作の順番はODグリースガン用弾納→陸自迷彩9mm機関拳銃用弾納→陸自OD機関拳銃用弾納→野戦迷彩機関拳銃用弾納→野戦迷彩MOLLE機関拳銃用弾納→陸自迷彩グリースガン用弾納という順番で製作されました。

後方からです吊り掛けピン2本で弾帯に取り付けますが中央にさらに1本吊り掛けピンを取り付けて重量配分を分散することが出来る様になっています。

東京マルイのMP5のマガジンサイズの合わせて製作ましたが同じくマルイのUZIのマガジンにも対応いたします。
また野戦迷彩タイプを購入された空自隊員の方が9mm機関拳銃M9の弾倉で試したところ丁度良いサイズだったというお話を聞きまして当初品名をMP5用陸自迷彩機関拳銃用3連弾納としていましたが9mm機関拳銃用弾納に変更しました。
製作当時は陸自迷彩の短機関銃用マガジンポーチの製品が市場に皆無だったこともありテンポよくお取引の話をいただき2回ほど製作しましたが短期間で完売となりました。
  


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2012年05月25日

陸自迷彩Ⅱ型89式弾納3本用

さて空自野戦迷彩装備も一段落しところで現行の陸自迷彩の企画アイテムを紹介したいと思います。

陸自迷彩89式弾納30連3本用、私の所では89R303弾納と呼んでいます。
製作のきっかけは昔キャロットから出ていたい89式小銃用30連3本用手榴弾入れ付(LC2型)弾納の三つ巴弾納と同じデザインのOD版弾納を製作出来ないかという依頼からでした。
この時期キャロットの三つ巴弾納は絶番になっておりサンプルは入手出来ませんでしたが当時付き合いのあったメーカーに打診したところ一番近い自社製品の弾納をサンプルを送っていただきこれに手榴弾入れを付けてODのLC2型弾納を製作してもらうことになりました。

偶然この陸自迷彩89R303弾納のサンプルを見た方から同じ物が何個か欲しいという依頼をいただきましたがすでにサンプルを作った会社の職人さんが引退、会社も海外での量産に移行し品物は廃盤になっていました。
そこで現在製作をお願いしている会社がLC2型弾納を製品化しているのでこの弾納の手榴弾入れを外した物を依頼し完成した弾納が上の写真です。左がLC2型弾納から手榴弾入れを外した物、右が以前のサンプル品です細かい所は異なりますがだいたい同じような感じの物になりました。

側面形です。量産品がややタイトな作りで蓋が山形になっていりるのが判ります。

後ろからですサンプル品の方がゆったりとした作りの他、サスペンダーへの結合タブの位置や吊り掛けピンの間隔が異なります。

底面です底面から見るとサンプル品が幅が広く量産品は奥行きが有るのが判ります。

最大の違いは内側です。サンプル品は樹脂ベルトが縦方向で3分割、量産品はゴムバンドで横方向に3分割されています。このゴムベルトの為、量産品はG3や64式サイズのの7.62mm×20発マガジン2本が仕切りベルトを切り取ることなく入れることが出来ます。
この89R303弾納は少数生産だった為かメーカーも余分に作ったらしくお世話になっているメーカーからも発売になりました。
企画した感想としては先に紹介した空自野戦迷彩89式30連3本用弾納手榴弾入れ付(89R303G弾納)同様、蓋の留め具を亀の子ボタンにした方がより雰囲気が良かったかなと思います。
  


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