2012年03月31日

航空自衛隊野戦迷彩野戦迷彩ハットへの擬装ループ取付

野戦迷彩服の市販品が出た当初はヘッドギアは皆無でサバゲ用に使ういには今一決まりませんでした。
そんな折に知り合いのメーカーに野戦迷彩のハットが有ることを知り急遽取り寄せてもらいましたがカジュアルスタイルのハットは今一迫力に欠けていたので2回ほど簡単な改造してみました。

そして2回の改造を経て完成したのが上の写真です。

原型はこちらです、デザインはカジュアル調のハットで迷彩で無ければ普通にどこにでもある帽子です。

第1回改造後です。手持ちの陸自の新迷彩(現行の迷彩Ⅱ型)用のODベルト(モスグリーン/ライトグリーン)を取り付けて見ましたがイメージが今一でした。
その後1枚目写真のダークグリーンの暗いOD色化繊ベルトに交換しなんとか見栄えのする物となりました。
この改造の時のフラストレーションが元で後に泥沼にはまる創作活動が始まり下の写真のアメリカ軍型野戦迷彩ハットの製作へとつながります。

  


Posted by folgore at 13:51Comments(0)空自野戦迷彩ヘッドギア

2012年03月24日

航空自衛隊野戦迷彩顎紐

官給品型のボールキャップやPX品の八角帽に取り付ける為に製作した伸縮式顎紐です。

これは以前に手に入れたPX品の旧迷彩伸縮式顎紐を基に野戦迷彩生地で製作した物で既製品としてはOD、旧迷彩、陸自迷彩などがあり官給品でもピン止めの同種の物が航空隊などで使われています。
身近な所では学ランの時代の学帽の顎紐と同じ物です。
野戦迷彩の顎紐は有りませんでしたので自作することにしました。

原型となった旧迷彩の顎紐で収納した状態です。

野戦迷彩八角帽に取り付けた状態です。
製作はいたって簡単で迷彩生地を帯状に縫い長、短、各2本づつに切り分けます。
長2本がメインになり短2本でそれぞれの長の片側に輪作り縫い付け組み合わせれば出来上がりです。
あとは帽子本体に縫い付けるだけです。
  


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2012年03月17日

航空自衛隊野戦迷彩ヘルメットバンドカバー

航空自衛隊野戦迷彩ヘルメットカバーに付ける擬装用迷彩ゴムバンドの迷彩カバーです。

空自野戦迷彩のヘルメットカバーは大分前から製品化されていますがこれに取り付ける擬装用の迷彩ゴムバンドは官給品以外で見たことがありません。現役隊員さんに売店等で売っていないか何人も訪ねましたが答えはNOでした。
どうやら官給品以外には無い様です。
とわいえ官給品を失敬する訳にもいかず無ければ作るが本旨の私、たまたまお付き合いなある方から同様の依頼を受け市場に出回っている陸自のヘルメットバンドに野戦迷彩の生地でカバーを付けられないか打診がありました。早速試作品の製作に取り掛かりました。
①縮んだ状態のゴムバンド全体をカバーで覆う
②伸ばした状態のゴムバンドをカバーで覆う
③カバーにはゴムを入れずヘルメットバンドの端末にゴムを取り付ける。
で試作を開始

で一番イイ案だったのがこちらです。
②は伸ばして状態で縫い付けるのが困難
③はゴムと生地を縫い付ける部分に家庭用ミシンが通りにくい。
という欠点があり①となりました。

しかし①は製作が簡単な半面、ゴムが縮んだ状態でカバーを取り付けているのでヘルメットに取り付けるとゴムが伸びて開口部から元々の陸自色のゴムバンドが大きく露出して後ろからの見栄えが今一という欠点がありました。

この点を改善してほしいとの依頼を受け再び作業開始、何か良い案は無いかと知り合いの陸自隊員に相談したところヘルメットバンドに表面にキャッツアイ(反射材)と裏面に名札を付けたマジックテープ付のカバーを付け通常は名札、夜間行軍中は反射材を表にして取り付けているという話を聞きそれをヒントに製作したのがこれです。

野戦迷彩の端切れにマジックテープ付の取り外し可能なカバーを取り付けました。

取り付けた状態です。

ただこのままではあまりに芸が無いのでキャッツアイ(反射材)を取り付けてそれっぽく仕上げてみました。
このヘルメットバンド用カバーはまだ野戦迷彩の端切れが少し残っているので製作可能です。
製作はヘルメットバンドの実費又は持ち込みとヘルメットバンドカバー及び開口部カバー(反射材付)で1000円程度いただければと思っております。
  


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2012年03月10日

航空自衛隊野戦迷彩9mm拳銃用弾納

航空自衛隊野戦迷彩9mm拳銃用弾納です。

第1ロットのみの少数生産品で他の第1ロット同様迷彩服地にビニロン帆布を裏張りして作成。
縁留めバイアステープ、吊り掛けピン取り付けベルト等は綿系質感のアクリルテープを使用しています。

原型は上記写真の陸自型の拳銃用弾納の野戦迷彩版です。
本品も野戦迷彩装備では珍しい物だった為ほとんどが日頃お世話になっている方々の元へ嫁ぎました。
  


Posted by folgore at 10:31Comments(0)野戦迷彩装備

2012年03月06日

WW2イタリア軍サムライベスト簡易型

完成したばかりのアイテムなので御紹介します。
第2次大戦RSI軍(北イタリアの枢軸政権軍)サムライベスト簡易型です。

写真は有名なイタリア軍研究家吉川氏から御提供いただいた貴重な現存品の写真です。
まずは背景から。第2次大戦中の1943年8月イタリアは連合軍に降伏しました。とここまでは一般的に知られている事実ですがその後連合軍側と枢軸軍側に判れ凄惨な内戦状態に突入したことはあまり知られていません。特に北側で戦った枢軸イタリア軍(RSI)は「イタリアの名誉の為」に敗戦の日まで勇猛果敢に戦いつづけその戦いぶりはドイツ軍にも賞讃されました。
この北イタリアのRSI軍の治安部隊などで使われたのがサムライベスト簡易型です。

写真はサムライベストです。サムライベストは空挺部隊などのエリート部隊に支給された今で言うタクティカルベストの走りでベレッタ短機関銃のマガジン11本(前5本、後ろ6本)と手榴弾6発が収納出来ます。

サムライベスト簡易型はマガジンのみが収納できる今で言うチェストリグの走りです。写真は今回管理人が製作した試作2号機です。

さて話は10年近く前になります有名なエルベ工房にベレッタM38短機関銃を製作してもらったのはよいのですがマガジンポーチがありません。いろいろ調べて雑誌を頼りに製作したのが上の写真です。
今となっても素性のよく分からないマガジンポーチですが多分デチマなどで使われた銃嚢か取り外したマガジンではないかと思います。

その後資料や吉川氏からの情報提供もあり加工が難しく無く何とか作れそうな簡易型サムライベストを作って見ようと思い立ち製作に取り掛かりました。
とはいえ材料もどこで売っているかも知らず倉庫で見つけた古いキャンバスシートを使い、エルベ工房、革細工屋、東急ハンズなどでパーツを集め半分廃材利用で製作したのが写真の1号機です。

工業用ミシンの使い方も慣れておらずミシンの調子も今一でかなりアバウトな物になってしまいました。その後実用性UPにストラップなどを今の素材に変更したりしましたが完成度は今一ですね。

その後経験を生かし2号機の製作に取りかかりましたが元々熱し易く冷めやすい性格・・・ここで熱が冷め放置プレーになること数年。

エルベ工房のベレッタ量産につき「サムライベスト簡易型を量産してみませんか」との打診がありとりあえず試作品を作ることにしました。
まず手始めに数年間放置した2号機を完成させることにしました。
元々図面と型紙を残していたので製作は順調に進み特に大きな問題もなく完成させることが出来ました。

前回の製作データを基に製作しましたがまだまだ改善する点も多くあと2,3個試作して設計図などを完成させようかと思います。
最大の問題は生地と色いあですね。
  


Posted by folgore at 20:22Comments(0)各国の装備

2012年03月05日

航空自衛隊野戦迷彩救急包帯ポーチ

航空自衛隊野戦迷彩救急包帯ポーチ(救急品袋)です。

陸自の戦闘救急品袋と同形の救急包帯ポーチです。
写真の物は第1ロットで製作したポーチで10個ほど作りました。
素材は迷彩服地の内側にビニロン帆布を内張りしています。縁のバイアステープと吊り掛けピン取り付け部のベルト、テープ類は綿系の質感のアクリル素材が使われています。
第1ロットはまだ野戦迷彩装備が珍しかった時期でもあり日頃お世話になっている方々の元に嫁ぎ完売となりました。

そして2年ほど前に作った第2ロットです。形状等は第1ロットと同じ陸自型です。

素材は服地にナイロンフィルムコートした生地を使い縁留めのバイアステープは野戦迷彩似合わせ濃いOD色、吊り掛けピン取り付け部は黒の60mmベルトになりました。

第2ロットは30個ほど製作しましたが現在は完売しております。
ただ近年同じことを考えたメーカーが有り市場在庫で同様の物が流通しています。
  


Posted by folgore at 10:23Comments(0)野戦迷彩装備