2012年08月31日

南アフリカ、トランスカイ軍フラップキャップ

南アフリカのホームランド(自治領)トランスカイ軍迷彩フラップキャップです。

陸自迷彩も一段落したので口直しに外国物に行きたいと思います。
南アのホームランド迷彩服が市場に出回ったのは10年以上前ですが未だ市場在庫もポツポツと見ることが出来ます。主に3カ国でカーキ系リザード迷彩のトランスカイ軍、茶色系鉄道警察迷彩によく似たシスカイ軍、DPM迷彩のボプタツワナ軍の種類が放出されました。
日本に入荷した物はヘッドギアが少なくまた日本人向けの大きいサイズの物も希少でした。
特に特徴の有るトランスカイ軍、シスカイ軍迷彩は市場在庫の有るうちにボチボチ購入しておりましたが相変わらず使えるヘッドギアが希少でコレクション用として保管状態が長く続きました。

その間サバゲ用に使える用ヘッドギアの購入を試みましたが残念ながら実ることなく日が過ぎて行きました。
いい加減忘れかけていた時に加入しているSNSでトランスカイ、シスカイの迷彩シャッツなどの安価な放出がありここから事態が動き出しました。「この安価な迷彩シャツを利用してヘッドギアが作れないだろうか?」。ここから企画が動き出しました。
しかし業者探しは難航。中々服からリフォームで帽子を作ってくれる業者は見つからずSNSの知り合いからの紹介ですようやく企画が進み出しました。

企画を進行するうえで悩んだのがどの形にするかです。
現在使用しているリフォーム可能な業者はこの後数年をしてから見つけた業者ですのでこの時点では生地を多く使うハットの製作は難しいと判断しました。
いろいろ考えた挙句出した結論は某有名SHOPで扱っていた32大隊のフランス型フラップキャップです。
やっとのことで製作企画が動きだしたこの時すでに時期を逸しこの安価な迷彩シャツは取引が終わっており結局市場在庫から購入。
また服からのリフォーム代金も型紙代なども入れ相応の金額となり販売価格も大1枚という高価な物となってしまいました。
まあこの時は後先考えず動いたいたので後悔はありませんがやはりもう少し冷静な考えが必要だったかもしれません。
ただ出来栄えは素晴らしく流石職人技の作りです。
現在在庫はトランスカイ×2、シスカイ×1で共に9800円でお取引可能です。
  


Posted by folgore at 21:23Comments(0)各国の装備

2012年08月26日

砂漠迷彩装備の進行状況8月26日現在

製作メーカーが多忙な為多少遅れが出て1カ月ほど伸びましたが9月中になんとか入荷しそうです  


Posted by folgore at 15:32Comments(2)企画、製作、ニュースなど

2012年08月24日

陸自迷彩Ⅱ型ハット用帽垂れ(UK型)

陸上自衛隊迷彩のハット用帽垂れ(後頭部日除け)UK(イギリス軍)型です。

依頼を受けて前記した八角帽用帽垂れと共に製作した物です。

原型になったイギリス軍デザートDPMハットの帽垂れです。原型は台形の固定式で折りたたんで帽子の中へ収納します。

陸自型は完成したハットへ取り付ける都合上マジックテープによる取り外し式しました。
また生地は依頼者の希望により普通の厚さの服地を使用しました。

後方からです。まあこんな感じになりましたが通気性の面からは帝国陸軍型の4分割タイプの方が良いかなとも思いますがまあその辺は好みもありますので。

同じ物を八角帽へ取り付けてみました。なんだか戦前にチュニジア当たりに駐留したフランス軍の様なイメージで雰囲気が変わりますね。

  


Posted by folgore at 18:21Comments(2)陸自Ⅱ型迷彩ヘッドギア

2012年08月17日

陸上自衛隊迷彩服Ⅱ型への袖ポケット取り付け

今流行りの袖の上腕部へのポケット取り付けです。

ベースにしたのはアサヒシャイニング製ノーアイロン迷彩服Ⅱ型(PX品)です。
この迷彩服は色合いが良く長いことサバゲ用として愛用してます。
ポケットは貰い物のジャンク品迷彩服から胸ポケットを部品取りしました。
実際ポケットの取り付けは縫製段階で部品うちに行うのですが完成品に取り付けるとなると結構手間のかかる仕事でミシンも通りにくく中々大変でした。
  


Posted by folgore at 09:26Comments(0)戦闘服

2012年08月11日

陸自迷彩Ⅱ型八角帽への帽垂れ取り付け

陸自迷彩Ⅱ型八角帽への帽垂れ取り付けです。

前回の陸自迷彩海自略帽への帽垂れ取り付けに続き陸自迷彩八角帽への帽垂れ取り付け依頼がありました。
取り付けなどは前回同様の方法でしたが帽垂れ自体は薄手の物を使用するつもりでしたが依頼者の希望で厚手の通常生地を使用しました。
帽子横のボタンは依頼者が取り付けた無線機取り付け用ボタンだそうです。

帽垂れです。帝国陸軍、海自、陸自八角帽と後部の長さが異なる為同じ型紙から切り出すと均等に並ばないので少し重なる様に縫い付けました。マジックテープはオス側を取り付けていいます。

帽子側です。マジックテープはメス側を使い中央の微調整部分はクリアしています。
また同時に伸縮式アゴヒモも取り付けました。

帽垂れを取り付けた参考写真です。

雰囲気は日米どちらとも言えない不思議な印象です。

  


Posted by folgore at 07:57Comments(0)陸自Ⅱ型迷彩ヘッドギア

2012年08月04日

陸自迷彩Ⅱ型海自型略帽への帽垂れ取り付け

南方の帝国陸軍略帽に取り付けられていた帽垂れと呼ばれる日除け用フラップをPXサイトーさん等で取り扱っている陸自迷彩の海自型略帽へ取り付け帝国陸軍スタイルの略帽を製作しました。

本品は当初陸自迷彩帝国陸軍型略帽の製作依頼から始まりましたが知っているテーラーさんはどれもテーラーメイドの為イイお値段でしたので略帽の製作話は流れましたが少ししてPXサイトーさんで陸自迷彩の海自型略帽が手頃な価格で発売されたことからまた話が進み出しました。

帝国陸軍型帽子と言ったらやはり南方用の帽垂れと呼ばれる後頭部の日除けが無くてはならいないアイテムです。ということで古くからのサバゲ系知人から帽垂れの製作依頼を受けました。

ただサンプルも資料も無かったので依頼者から旧軍用のレプリカサンプルを送ってもらりました。
旧軍用派帽子側が紐のループ、帽垂れ側が凸型ピンで結合するようになっていましたがここはパーツも無いので今風にマジックテープで留める様にしました。

4枚目写真は試作で作った普通のノーアイロン生地製ですがオーダー品の帽垂れも同様の4分割構成で旧軍的なヨレヨレ感と通気性を考え薄手の綿バンダナを使用してみましたが生地が薄いので帽子との結合部には芯を入れしっかり結合出来る様にしてみました。
後日紹介しますが同様の趣旨で八角帽やハット、OD戦闘帽など物も製作しています。
  


Posted by folgore at 08:53Comments(0)陸自Ⅱ型迷彩ヘッドギア