2013年01月26日

空自デジタル迷彩防弾チョッキ1型レプリカ

楽天の迷彩SHOPさんより

空自デジ防弾チョッキ1型のレプリカが発売になりました。
http://item.rakuten.co.jp/meisai916/y001/
レンジャーさんからは砂漠迷彩の1型アーマーと丸天帽CRF仕様が近々発売になるそうです。

でなぜ2型ではないのか・・・・というと。
2型は結構凝った作りのうえ型紙を新規に起こさなくてはならないので高いんだそうです。
4万円近くなってしまうそうなので中小企業で二の足踏んでしまうそうです。
ちなみに型紙は新規に起こすと割とイイ所得の人の1カ月分の給料だそうです。
  


Posted by folgore at 21:55Comments(2)企画、製作、ニュースなど

2013年01月25日

ギリースーツの製作

自作ギリースーツです。

レシーライフルや89式の命中精度が良いので狙撃手してみたいと思いギリースーツの購入を思い立ちました。

がしかし、この頃砂漠迷彩の製品化の大詰めで予算は全て砂漠迷彩に投入しており他に回すゆとりは有りませんでした。
「無ければ作る」が信条の管理人はギリースーツ0円生活を開始しました。

幸い材料はジャンク品、貰い物、廃品から取り外したパーツ、売れ残りなどの廃材や減価償却済みの材料は沢山あり困りませんでした。
でますは製作の仕様から。
私は性格上一か所にじっと待ちかまえるタイプでは無いので本格的な2ピースのギリースーツより手軽に羽織れるポンチョやスモッグ型を作ることにしました。

まづベースにしたのはボタンやポケットを部品どりされたUS-ウッドランドBDUのジャケットを発見、これをベースにすることにしました。

これをベースに擬装材を散りつける為、自衛隊PX品の擬装網ベストを縫い付けます。BDUはポケットが取り外されていたことがいい方に転がり縫い付けの障害になりませんでした。

腕部分です、腕部分の擬装材取付部には廃業したPX業者さんからいただいた防音具という昭和自衛隊で使われたアイテムを縫い付けました。肩章から腕にかけて取り付ける帯状の紐で腕部分の服の弛みを無くし擦れ音を防ぐアイテムです。

頭巾部分は多分中国製レプリカのDPM迷彩フードが眠ってましたのでこれを利用、擬装材取付用に隊員OBさんからのいただき物の自衛隊鉄帽用擬装網を縫い付けました。

BDUはボタン類が全て外されていたので手持ちのBDU用や自衛隊用の適当な大きさのボタンを必要ヶ所に取り付けて準備完了。
ここまで出来ればあとは地道に擬装材を取り付けるだけです。
擬装材はアメリカ軍のODパラシュート生地を短冊状に切りひたすら縛りつけます。

そして完成形です。顔の口元は陸自OBさんからいただいて迷彩服生地で作った防塵マスクを使用しています。

後ろからですボリューム満点、製作費0円、使用の結果迷彩効果も抜群でした。
  


Posted by folgore at 17:59Comments(0)各国の装備

2013年01月18日

イタリア軍べレッタSC70/90アサルトライフル(電動ガン)

イタリア軍現用主力ライフルのベレッタAR70/90の折畳ストック版SC7090です。

BM59やパラヘルを製作してくいただいたガンスミス氏のに一番最初に依頼した作品です。
実物資料の無い中、写真資料だけを頼りに製作していただき姉妹機を含む3丁が製作されました。

少々マイナーな銃の為簡単な解説をしておきましょう。
イタリア軍は7.62mmのBM59に変わる第3世代のライフルの取得を希望しました。
当初はスイスと共同開発を模索しましたがスイスがHKタイプのローラーロッキング式ブローバックを希望したのに対しイタリアはオーソドックスなガス圧作動式を希望した為、仕様をまとめることが出来ずこの話はご破産となりました。何種類か上がった候補の中でサンマルコ海兵隊などに限定的に採用されていたベレッタAR70をNATO仕様のM16用マガジン、22mmフラッシュハイダー仕様の他現用ライフルとしての仕様を盛り込んだ改良型のAR70/90が採用され今日に至っております。

丁度この頃サバゲ用イタリア軍コレクションも充実し始めそれないりに形になってきました。
当時イタリア軍が使用していたGUNで市販されていたのはマルイのM4とG3/SG1くらいでした。
当初お手軽なM4系で行くつもりでしたが旧型のM4中古もそれなりの値段でしたのでどうせお金を出すならとガンスミス氏を口説き落として僅かな資料を頼りに製作が始まりました。

でも世の中面白い物で人が物を作ろう動きだす時期は似たり寄ったりでSC70/90の製作がスタートして数か月後に香港のSHOPカスタムモデルのベレッタSCP70/90が世に現れました。
ただ日本国内に輸入されたかどうかは不明で今のところ目撃情報は無いようです。
一時期このモデルが手に入るかもという話がありましたが香港のSHOPが無くなったらしくその後音信普通となりました。
非常に出来の良いGUNだったので手に入れられなかったのが惜しまれます。

さてそんなこんなで待つこと約9カ月、待望のベレッタSC70/90が完成しました。
金属製、マルイのVer2ユニット搭載、マガジンはM16系を使用、ミニバッテリー仕様のベレッタが完成。
全金属製ということもあり非常に堅牢な1丁として仕上がりました。
外観上はユニットの関係で多少上下長が長く太めな印象となりましたが良い出来あがりでした。

引き続き同形の2号機、固定ストックバイポッド付きのAR70/90の3号機も完成しております。

でベレッタ姉妹で記念写真。

ベレッタAR70/90系は非常に無骨な外観で今日のアサルトライフルからするとかなり荒削りで古めかしい面も持っていますがそれがまた魅力でもあります。
ただこのライフルが国内、海外メーカーから今後発売されることはあまり考えられないでしょうね。
  


Posted by folgore at 16:17Comments(4)GUN関係

2013年01月11日

シンパス・ブラッシュ迷彩フラップキャップ

昨年は砂漠で大分活動資金が出来たので新年は個人的な好みで全く引きあいの無さそうな独断と偏見の企画でスタートです。

管理人は映画「ワイルドギース」の信者なのでこの映画の敵役「シンパス」部隊で使用されているブラッシュ迷彩のフラップキャップを製作いたします。

ベースにするのはフランス軍リザードキャップです。

素材はベルギーブラッシュ迷彩テント、側面にゴムを入れサイズに許容範囲を持たせて58~59cmと60~61cmを映画型とフランス軍型で各1個づつ放出用に合計4個製作します。

価格はオーダーメイドの帽子屋さんに頼むので6000円位予定、以前の南ア系より大分安く出来ます。
ご希望の方はお問い合わせ下さい。またこの機会に次いで製作もやりますので何かご希望がありましたらお早めに御問い合わせ下さい。
  


Posted by folgore at 08:49Comments(0)企画、製作、ニュースなど

2013年01月10日

イタリア軍M42/60空挺ヘルメット

独特の形状と前頭部の革パッドが特徴のM42/60空挺用ヘルメットです。

前記したイタリアンガランドことベレッタBM59を作ってみませんかというお話がこのヘルメット製作のきっかけを作りました。

写真はコレクションしている実物ですが写真の撮影時期が古いので少々荒い画像です。
42/60パラヘルはなぜか小さいサイズしか市場に無くその道のかなり詳しいイタリア軍コレクターにも聞いてみましたが同じ答えでしたので当初は実用しないつもりで小さいサイズをコレクションに加えておりました。
しかしBM59ライフルの電動ガンが現実になった今、M42/60パラヘルの実用品が欲しいという熱い思いが「無い物は作る」という私の方針が後押していよいよ現実味を帯びてきました。

パラヘルの原型になったM33ヘルメットです。写真の物は狙撃兵用の羽飾りを付けています。
パラヘルを手に入れるにはどうしたらいいか?
第1案:国内、海外のコレクター、SHOP、オク等で気長に探す。
第2案:手持ちに実物から樹脂等でレプリカを製作する。
第3案:M33ヘルメットを改造する。
という選択種が出来ましたが方針として「鉄は熱い内に打て」「熱が冷めると放置プレーになる」ということで一番現実味が有る第3案に方針決定し話を進めることにしました。
とはいえ作るとなったどうしたらいいもんか?金属加工用の工具も無いし革細工の材料も無いとくれば「苦しい時の人頼み」。
BM59を製作してくれたガンスミス氏に依頼するこにしました。

ヘルメット内側のハンモック部分です。革製で前頭部のパッド共に見事に再現されています。
では話の続きを、まず素材ですがかなり以前結婚を期に引退したサバゲ系コレクターの方が再生しようと分解したまま放置したM33ヘルメットをいただき持っていましたがいただいてからも再生することも無く再び放置プレーになっておりましたのでこれを利用することにしました。

実物ヘルメットカバーを付けた状態です(取り外し式の後頭部日除け付き)。
チンストラップは実物の物を転用しました。
製作機関約3ヵ月、費用はイイ感じでした。
まあこんな訳判らん物に大枚叩く頭のイカレタおじさんもいるということで・・・・!!
  


Posted by folgore at 13:15Comments(0)各国の装備

2013年01月04日

イタリア軍ベレッタBM59自動小銃(電動ガン)

イタリアンガランドことベレッタBM59MkItalアサルトライフルです。

グレネードサイトを立てた状態です。
事の発端はとあるサバゲイベントでの知り合いガンスミス氏とイタリア軍コレクター氏を交えての雑談でした。

左右からです。
丁度この頃マルイからM14が発売されて行きわたった時期でM14を改造したM1ガランドが大戦系サバゲーマーの方々によりハンドメイドカスタムされていた時期でした。

この時居合わせたガンスミス氏もガランドを製作中でしたので「M1ガーランドが来たら次はイタリアンガランド(BM59)でしょう」「BM59はやはり固定ストック」いや「折畳の空挺モデル」「しかしストックの製作は大変」「バッテリーをどこに入れるか」とイタリア軍マニアにしか通じないショーも無い話で盛り上がってましたがこの場の話はそれで終わりました。

BM59のセレクターレバーです。M14がリアサイト右側方なのに対し機関部前方左側にあります。
使い辛そうな位置ですが実際構えて見ると左手親指がこの位置に来ますので問題無く操作出来ます。安全装置はガランドと同じ引き金前方です。
さて話を戻します。前記の話から少し間をおきガンスミス氏から連絡が有りガランド製作用に中田商店で何本か購入したガランドのストックが1本余ったのでイタリアンガランド作ってみないかという内容でした。

機関部を上から見たところです。セレクターや刻印はM14のままでいいよと思いましたがガンスミス氏がどうせ作るならと少ない資料の中から出来るだけ忠実に作ってくれました。
では続きを当初ガンスミス氏はM1ガランドをマガジン給弾式にしたコマーシャルモデルのBM59を考えていましたがイタリア軍になみなみならぬ拘りの有る管理人はどうせ作るならと大改造必至なMkItalモデルを選択、渋るガンスミス氏を説得し製作に突入しました。

トリコンペイセータという連射時の反動を制御するマズルブレーキ部でライフルグレネードアダプターも兼ねています。上が実物、下がガンスミス氏の製作したパーツです。
では話の続きです。
製作に入って半年ほどで完成、その間製作状況などを逐次メールで連絡してくれました。
ベースはマルイのM14でマガジンはM14の物をそのまま使っています。
ストックは実物ガランドの中古ストックです。バッテリーはオリジナルのストック内工具入れの位置を使うのでミニバッテリーサイズです。

スリングベルトは中野のSHOPで昔買っていた実物でイギリス軍スタイルです。

では最後にBM59(ベレッタ・モデビルド59式)の簡単なヒストリーを。
戦後イタリアはG3やFALなどの第2世代の自動小銃の採用を目指しましたが財政上の問題で大量に供与されたM1小銃を第2世代ライフル並みの性能に引き上げることを試みました。同時にM1ガランドのライセンス生産も開始、ベレッタ製ガランドも世に送り出しました。この試みは各種の工夫により成功し地理的に脅威もすくなかったことでM14の様に実戦で問題を露呈する様なことも無く長い間第1線に留まりました。
この間各国に大量に供与、販売されたM1ガランドの7.62mmNATO弾改修キットなども製作、供給されました。イタリアではオリジナルタイプの8発装填ガランドの7.62mmNATO弾モデル狙撃仕様が2000年以前まで使用されていました。

  


Posted by folgore at 14:26Comments(3)GUN関係

2013年01月04日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
  


Posted by folgore at 14:25Comments(0)企画、製作、ニュースなど